コーヒーとトネリコ

いいアイデアだと思って書いてみたら、先週上司に説教された内容そのままだった。めげずに生きていきたい

分厚いA5ノートを求めて(モレスキン編)

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前回の終わりがモレスキンとの出会いを予感させるかっこつけた文末だったが、肝心の出会いがどうだったのか、いつだったのかはぜんぜん覚えていないのであった。渋谷の伊東屋とかで見たのかな? たぶん2002年とか2003年だったと思います。2004年には確実に定期的に購入するようになっていた。2004年に妻にプレゼントしたノートがまだあります。ちょっと気に入らなかったので使っていないけれど、捨てるには忍びないということだと思います。

やっぱり、かっこいいじゃないですか。栞ひもとゴムバンドがついていて。なんかちょっと違うぞ感のある表紙で。表3にポケットがついていたりして。角が直角でなくて丸まっているところもよかった。

さらに、サイズもA5をややスリムにしたサイズで、使い良かったし、表紙が硬くて立って筆記も可能、デスクに広げてもパタっと広がって、リングノートのときに感じた違和感がない。ページ数も、192ページもあって問題ない。

ラージ方眼のリピーターとなる

最初に横罫を試したかもしれないけれど、そこからはずっと方眼のラージ。ソフトカバーでページ数の少ないカイエが出たときも、すぐ試しましたがやっぱりラージ方眼に戻りました。

Beamsと青山のなんとかってお店とコラボした、ラージじゃないちっちゃいモレスキンのレポーター(縦に開くやつ)とバッグとボールペンがセットになったやつも買った。正確にはバッグがメインでモレスキンは付属品ですが。あのボールペン気に入っていたのに、ここ10年くらい行方不明です。なくしたともいいます。

うーん思い返すと、結構たくさん買ったなあ、モレスキン。たぶん15冊くらいは買っているはず。いや10冊くらいか。そんなもんだな、たぶん。

あれってどこに書いたっけ?問題

モレスキンは120枚240ページです。ラージの場合。このページ数の多さというのが結構重要で、ふつうコンビニとか文房具屋とかスーパーの文房具コーナーに置いてあるようなノートは、だいたい30枚60ページとかです。ま、あまりA5サイズのノートはそういうところに売っていませんが。だいたいB5サイズ。ジャポニカ学習帳のサイズですね。

30枚60ページとかだと、使い方によっては1ヶ月くらいで消費してしまうわけです。ノートの使用目的はおもに仕事のメモなんですが、ちょうどそのころ情報の一元化が重要だということに気がついて、なんでもノートに記録するようになったんです。

よくあるじゃないですか。あれどこに書いたっけ? このノートだっけ? 手帳だっけ? それとももらった資料の裏に書いたんだっけ? で、探しているうちに昼休みが来る。そんなことが頻繁に起こるようになり、これはあかん。改善しなければ。若き日の自分はそう思って、いろいろい情報整理の本などを読んだりして、自分なりの結論を得ました。

それが「全部1冊のノートに書く」です。

「全部そこに書く」スタイル

なんでもそこに書く。何かを探すときは、そこを探せばいい。そういう状態をつくれば、あれってどこに書いたっけ問題は解決できます。ちなみに「いつ書いたか」が結構重要になるので、必ず記入した日付をページの上に書き込んでおくようにしました。あとで予定表と照らし合わせれば、「この打ち合わせのときに書いておいたな」という感じで当たりをつけることが可能になります。いちいち目次やらインデックスを作るより、こっちのほうがずっと簡単で、かつ実用的です。目次作ったのに一度も振り返らなかった、なんてのは悲しいですからね。

ただ、全部1冊のノートに書くスタイルには、欠点があります。情報が一冊に集中するので、ページの消費が速い。思いついたことや考えをまとめるときにも使うし、普段の電話のメモにも使うし、取材のノートにも使う。そうすると、キャンパスノート30枚60ページが……ってこれはもう書いた。

今気がついたけれど、30枚60ページのノートってなんだろう。どうやって作っているんだろう。中とじだったらページ数は4の倍数になりますよね。どういう仕組みになっているのか。わからん。

ページ数が多いほど、探す手間が省ける

情報を1冊のノートにまとめなさいスタイルは、ノートが厚いほうがいいわけです。だって1冊にまとめるわけですよね。薄かったらすぐ2冊目に突入するわけで、情報が分散します。なにか情報を辿ろうと思ったときに、「情報は全部ここにある」状態を保つためには、ページ数が多いほうがいい。ここで私がノートに求めるA5サイズ、綴じノート、ハードカバーという条件に、「厚い」が加わったわけです。この場合の厚いは、ページ数が多い、という意味です。

そんなこんなでしばらくはモレスキンを使い続けていたわけ。そういう条件をだいたい全部満たしてくれるので。ただ、使い続けるうちに課題も感じるようになりました。課題は2つあって、1つはよく知られている紙質の悪さ。もう1つもよく知られていると思いますが、値段の高さです。

追記:ちょっといまアマゾンのリンク貼ろうと思ったら、エクスパンデッド400ページなんてのがあるじゃないですか! とりあえず買おう。