FILCO茶軸をシリコンゴムリングで静音化
FILCO MAJESTOUCHをキープサイレント
プライベートで使用しているHHKBLITE2は、シリコングリス塗布で静音化を図った。
すると、仕事で使っているFILCOの音が気になってきた。HHKBLITE2のようなパカパカしたプラスチック音はしないけれど、カチャカチャしたメカニカル音が騒々しい。
以前、ビデオミーティング中に議事録を取っていたら、マイクがタイプ音を拾っていて、「ずいぶん勢い良くキーボード打っていますね」と言われたこともある。
静音化のために今回セレクトしたのがこちら。
MX軸に対応した静音化リングと、キートップ引き抜き工具が2つついたもの。
アマゾンのパッケージを開けると、こんな感じ。
中身はこちら。
では、早速作業に取り掛かります!
ゴムをはめてキートップを押し込むだけの簡単なお仕事
キートップ引き抜き工具は、そこそこ使える。ただエンターキーのような大きなキーには使えない。自分はタミヤの金属定規を使って、てこを使う要領で引っこ抜いた。
白いキートップに半透明のゴムなので、視認するのが難しい。写真にはうまく写っていないと思う。
最初はゴムを奥まで丁寧に押し込んでいたのだが、ちょっとはめるだけできちんと最後まで押し込まれることがわかったので、スピードアップ。
タイプ音は半減した印象
はめ込み作業が終わって、早速タイピング。 お!結構変わっている! プラスチックのキートップが底打ちしていた音がほとんどなくなっている。 トータルで半分くらいの音になった印象。耳障りという点では、音の質は違うけれど、アップルのワイヤレスキーボードとそう変わらないと思う。
これならオフィスに持っていっても、隣から苦情が来ることはなさそうだ。会社で支給されるメンブレンのキーボードと同じか、やや静かなくらいだ。
ただリングを入れただけストロークは浅くなっている、ゴムをはめる前は、上からキーを押さえていくと、クリック感を感じてからもキーを押し下げる余地があったのだが、それがなくなった感じ。
わかりやすいタクタイル感と言うかクリック感がなくなったけれど、皆無になったわけではない。この辺は味付けの問題なので、もしかしたら違和感を感じる人がいるかもしれない。
自分としては、静音化のメリットのほうが大きいと感じた。だってメカニカルキーボードといえば、カチャカチャ音がうるさいと相場が決まっているが、これならまったく問題ないんだもの。
YOUTUBEに動画をアップロードしたので、実際の音を聞いてみてください(あまり変化感じられないかもしれませんが)
ちなみにMX軸専用なので、HHKBLITE2には使えません。 いやあ、仕事で使うのが楽しみだ。