UBUNTUのオーディオ出力先の話
PCのOSをUBUNTUに変えた。自分が使っているモニタは、スピーカーがついている。
PCのヘッドフォン端子からステレオミニプラグのケーブルで繋げば音が出るのだが、たまにはヘッドホンで音を聞きたいこともある。モニターにはヘッドホン端子もあって、そこにヘッドホンを繋げばいいことなのだが、それが面倒くさい。モニターにはマイク端子がないので、マイク付きのヘッドセットを使うならPC本体につなぐしかない。
マイク付きのヘッドセットはPCの前面のヘッドホン端子につなぎっぱなし、PC後部のヘッドホン端子はモニタのスピーカーと繋ぎっぱなしで、ソフト的に音が出る先を切り替えたいと考えた。
PulseAudioVolumeControlというのがそれらしかったのだが、設定しても反映されない。ヘッドホンから音が出てほしいのにモニターのスピーカーから音が出る。
結局あれこれ試して、GNOMEの拡張機能であるSound Input & Output Device Chooserというのが、求める機能を持っていた。
Sound Input & Output Device Chooser - GNOME Shell Extensions
これをインストールすると、画面右上のオーディオ音量のアイコンにマイクが加わって、そこから音声の出力先を選べるようになっている。
上の例だと、デジタル、アナログヘッドホン、ライン出力とあって、アナログヘッドホンが前面のヘッドホン端子、ライン出力が後面のヘッドホン端子(モニタのスピーカーにつながっている)を示している。音を出したい場所をセレクトすれば、そこから音が出る。
これでやりたいことがひとつできるようになった。
両方から音を出したいときはどうしたらいいか?それはまだわからない。