コーヒーとトネリコ

いいアイデアだと思って書いてみたら、先週上司に説教された内容そのままだった。めげずに生きていきたい

DevTermがやってきた(起動編)

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clockworkから発売されているDevTerm。開封編、制作編に続いて起動編をお届けします。

18650バッテリーが必要

まず起動するのに必要なのがバッテリー。DevTermは18650という種類のバッテリーを2本使用します。

18650バッテリーとはですね。私も知りませんでした。見た目は単三電池をふたまわり大きくしたような感じ。

厚切りジェイソン的な感覚で、単4→単3→?の流れで単2電池を想像したときに、ほぼ90%の人が想像するであろう形状です。

なんか電圧が3.7Vとかそのくらい出せるので、懐中電灯のバッテリーとして使用されるほか、最近は電子タバコのバッテリーとしても使用されているようだ。なぜタバコに電圧が必要なのか、喫煙習慣を遥か過去に置いてきたのでよくわかりませんが。

それをまず購入しなければ!忘れていた!とアマゾンで注文しました。18650が2本、充電器がついたやつ。

でもちょっとまてよ。DevTermの充電は、Type-Cで充電するんですよね。じゃあ充電器いらないじゃん。

ということでアマゾンチャットボットに相談しながら注文をキャンセル。改めて注文したのがこちらです。

さっき届いたので、早速DevTermにセット。Type-Cで充電します。

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ちなみに充電の規格は5V2A。つまり10W。いまどきのモバイル機器の充電アダプタなら対応しているんじゃないでしょうか。手元のエレコムの充電アダプタは2Aと2.4Aから選べました。

いよいよ起動。本体左下のON/OFFボタンを2秒長押しせよと書いてあるのでそのとおりに。

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すると!

まあ見慣れている人にはなんの感慨もない、raspberryPiOSの画面が表示されましたー。

DevTerm初期設定について

  • 矢印ボタンとABXYボタン(両手で持ったときに親指で操作する、ゲームコントローラー的なボタン)は反応せず
  • 真ん中のポインティングデバイスは機能するが、画面が横長なこともあり操作が大変。画面右端から左端までポインタを移動させるのに、5ストローク必要(設定でマウスの感度を最高にした場合)。
  • ポインティングデバイスを押すと左クリック扱いになる
  • タッチパネルではない
  • 文字の大きさ小さくて見づらい
  • 日本語変換はできない(Mozcとかが入っていないという意味です)
  • Wi-Fiは機能する(技適の問題がどうとかは未確認)
  • なんかしらんがバッテリーの減りがものすごく速いような?

ちょっと触った感想

60分くらいType-Cをつないで充電100%になったのを確認、はずして数分いじっていたら79%に!

これは安いバッテリーだと使用に影響するかもですね。お金に余裕がある人は、なるべく容量の大きいバッテリーを購入しておくのがいいかもしれません。

いまのところ「raspberryPiOSが入っていますよ。なにか問題でも?」という感じです。とくにDevTermに最適化されたやつがSDに焼かれているとかはない模様。もし最適化していたら、かっちょいいスプラッシュとか入れときますもんね。そんなのはなかった。

ということで、次回は設定編かな?ゲーム用ボタン使いたい!

キーボードの押し心地

あと付け加えると、キーボードの押し心地にはとくに配慮されていない模様。なにか身の回りのものに例えようとしたけれど、例えるものが思い浮かばないくらいの押し心地。というか押し心地という言葉を使ってはいけないデバイスですね。ブラックベリーとかに代表されるモバイル用のQWERTYキーボードと比較してはいけません。

本体左右幅は205ミリ程度です。両手で抱えるように保持した場合、手が小さい自分だと、親指がDとLまでしか届きません。FGHJKはとどかない。

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本体下部の角を手のひらの中央部ではなく、小指と薬指の付け根あたりで支えるようにすると、すべてのキーに親指が届きます。

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つぎは設定編!目標はゲームコントローラー使ってマイクラで遊ぶこと!