DevTermがやってきた(組み立て編)
前回は制作編と書きましたが、制作っていうほどでもないなと思ったので組み立て編にタイトルを変更いたしました。
説明書
DevTermには約80ページほどの組み立て説明書がついています。
重要注意事項は英語ドイツ語中国語(簡体字)日本語の4ヶ国語ですが、組み立て説明部分は言語バリエーションなし、英語だけ。
といっても簡単な英語ですし、そもそも説明文読まなくても組み立てられるようになっています。
まずは同梱されているパーツ一リスト。A、B、Cあたりはランナーに部品がついているプラモデル仕様。
とはいえ接着剤などは不要。ニッパーか、それもなければ爪切りあたりで代用可能です。
パーツとパーツの固定は、十字形に溝を切った接合用のパーツを勘合することで行います。上のオレンジ色のパーツです。
金属ネジが3本入っていました。raspberryPiを本体に固定するときに使うようですが、raspberryPiのバージョンによっては不要。自分も不要でした。
いよいよ組み立て開始
ディスプレイ
まずは、ディスプレイをフレームに取り付けます。フレームは半透明の飴色というかオレンジ色。ここにディスプレイを取り付けます。
結構合いがきついので、ディスプレイが曲がらないように慎重に。ちなみにディスプレイの周りの銀色の金属部分は、アルミホイルかと思うくらい薄いので簡単に手で曲がってしまいます。
メインボード
次にメインボードの取り付け。メインボード自体はこんな感じです。
USB-TypeCやMiniHDMI、イヤホンジャックなどが端についています。こいつをさっきのBパーツでフレームに固定。
配線
次はフィルム状の配線パーツで、ディスプレイとメインボードを接続。ボードの接続部分は開閉できるようになっていて、配線フィルムの端を差し込んでカチッと閉じれば接続終了です。ただあまりにも配線パーツがちゃちいので「これで大丈夫なのか?」と心配になります。もし起動しなかったらまっさきにここの接続を疑うよな。
コア
次はコアの取り付け。raspberryPiをメインボードの上に重なるように装着します。
アンテナ
フィルム状のアンテナを貼り付け。両面テープの剥離紙を剥がしてぺたっと貼って終了。
あとは接続端子をメインボードにカチッと差し込みます。Wifiいけるんだっけ。Bluetoothは?あとで確認しよう。
スピーカー
小指の先程の小さなスピーカーを、これまた剥離紙を剥がしてフレームに貼り付けて終了。
拡張モジュール
ファンとUSB-TypeA端子2つなんかがついていく拡張モジュールを取り付け。
メインボードの接続部分に差し込んでBパーツでフレームに固定して終了。
感熱プリンタモジュール
感熱プリンタって、昔のワープロのときに使っていました。いまだとスーパーのレシートとかに使われているやつ。それが付属しています。まずローラー部分を取り外して、台座にモジュールをはめ込み、その台座をフレームにBパーツパーツで固定し配線を拡張モジュールと接続します。
バッテリーモジュール
DevTermは18650という、単三電池を一回り大きくしたような充電池を使用します。同時購入をおすすめします。ちなみにType-Cから充電ができるので、充電器は購入しなくてOKです。ただし2アンペア必要って書いてあった。
バッテリーモジュール自体は、フレームにBパーツパーツで固定して終了。
バックシェル
フレームを背面部品に取り付けます。電源スイッチとUSBポートのカバーもセット。
キーボード
キーボードはフレームにかちっとはめ込むだけ
※2021/09/09追記 押したときのプラスチッキーな感触をどうにかしたかったので、ゲームパッドキーと左右端、下端のキートップを取り外して、シリコンスプレーを吹き付け。グリス塗ったほうがベターかと思うんですが、手元になかったのでシリコンスプレーで処置。いい感じとまではいきません。いらつかなくなった、くらいの効果はありました。
フロントシェル
フロントの外装部品です。かぶせて、ダイヤル状の固定パーツを使って左右二箇所を固定。外すときも工具いらずで簡単。ただフロントパネルは手前側の合いがきついことがあるので注意。手前からしっかり合わせて言えば問題ないと思います。
カバー
あとは拡張ポートのカバーとバッテリーのカバーを取り付けて終了。30分くらいでできたかな。とにかく簡単です。
ただ組み立ては面白い。組み立て前提で設計されているので、楽しく制作できるという印象です。
制作終了!
あ、マイクロSDを入れられるようになっているんですが、結構奥まで差し込まないと装着できません。カバーとツライチどころではなく、かなり奥の方。
自分は不安になっていちどカバーを把持して、フレームむき出しにしてからカード挿入して、装着を確認してからカバーかぶせました。
心配な人はカバーの前にマイクロSD入れてみてください。
中に押し込むことでカチッと元に戻される、よくある装着方法なのですが、カバーをかぶせるとマイクロSDの位置が奥すぎて指先が届きません。
いやあ楽しいなあ。早くバッテリーこないかな。いまから買いに行こうかな。
サイズ感がよくわからんという人が多いと思います。自分もそうでした。
ということでいろんな角度から、いろんなものと組み合わせた写真を載っけておきます。