Joplinのレビュー
JOPLIN
2020年7月から仕事のログとノート・メモ用に9カ月ほど使っていた。マークダウンでドキュメントかけるのは良かった。ただ以下の点が不満。
JOPLINの不満点
- WISWYGで使う場合、マウスオペレーションが必須
- 他のノートへのリンクを作るのが面倒くさい。
- 他のノートを選んで右クリック→リンクをコピー→元の文書に戻ってリンクしたい部分をドラッグ→Ctrl+K→リンク貼り付け
- フォントの変更が面倒くさい(選択肢が出てくるのではなくて、フォント名を直接入力させられる)
- エディタ画面のフォントがダサい(CSSで変えられるけど書き換えるのが面倒くさい)
- クラウドで同期させるとデータの衝突が起こりやすい
- タグの入力が面倒くさい。あまり使ったことないけれど
- JOTできない。グローバルショートカットでさっと一文だけ入力したいというニーズに応えられない
JOPLINのいい点
- Ctrl+Gでなんでも検索。検索超速い。しかもインクリメンタル(入力途中でも検索結果をリアルタイムで返す)。すばらしい
- クラウド対応。ただ会社用なので利用はしていない。
- ウェブクリップもできる
- オープンソース
- モバイル対応
- LINUX対応
こんな人にJOPLINはおすすめ
プラットフォームを超えてマークダウン形式のアウトプットを利用したいというニーズなら、これが一番正解に近いと思う。
そもそもはEvernote対抗で開発されたらしいが、Evernoteって色んな使い方できるじゃないですか。ファイルを何でも放り込めたり、PDFの中身まで検索してくれたり。そういう用途には全く対応していません。
Evernoteを上回っているのはデバイスを超えて情報を扱えること。情報のリッチ度合いはマークダウンくらいでいいなら、まずJoplinを使ってみる。ファーストチョイスはこれでいいと思います。