モニター台とキーボード台をDIY自作(設計編)
在宅勤務の環境改善
他の多くの人と同じように、私も在宅勤務をしている。会社から支給されているのは、12.5型のノートパソコンだ。
キーボードがフルサイズでないので、入力しにくい。そしてモニタは小さくて見づらい。
自宅では、キーボードをFILCOにつなぎ、かつディスプレイ出力を22インチの液晶モニタに出して、マルチモニタ環境にしている。
このモニタは、個人用のパソコンの映像出力先としても使用しているので、デスクの上には
22インチモニタ
12.5型ノートパソコン
FILCOキーボード
HHKB Lite 2 が場所を占めている。
キーボードはコンパクトな方が好きなので、両方共テンキーレス。だから場所はそれほど取らないはずなのだが、やはり使いにくい。
こんな感じだ。せっかくモニタを共用しているのに、もったいない。 しかもモニタの高さ調節に使っているのは、コピー用紙の束だ。
当然のことながら、コピー用紙の在庫がなくなると、この簡易モニタ台の高さも低くなることが想定される。
それは避けたい。そこでモニター台を購入することを考えたのだが、どうもぴったりくるものがない。特にキーボードを2台収容可能なんてものはない。そりゃそうだふつう。
マトリューシカ構造のキーボード台とモニタ台
そこで自作することにした。幸い近所にはバカでかいホームセンターがある。あそこに行けば何でも揃うはずだ。
キーボードを2台収納可能という点を考え、かつキーボードを2台同時に使用可能にするためには、モニタ台の他にキーボード台が必要になる。
こちらがそのイメージ画像。
机の上にメインで使うキーボードがあり、それがすっぽり入るくらいのキーボード台がある。さらにそれがすっぽり入るくらいのモニタ台がある。そんなマトリューシカ構造なのである。
あれこれノートに書きなぐって、整理して、必要な木材の寸法を割り出した。モニタ台は重量6キロのモニタは支える必要があるので、背後に補強材を打ち付ける。
キーボード台は、体重をかけてタイピングする予定はないので、強度は求めない。
そして買い求めてきたのがこちら。
パイン集成材を使って製作します
天板は長さ500ミリ×幅200ミリ×厚さ9ミリのパイン集成材。厚さ19ミリとどちらにしようか最後まで迷ったが、あまり厚くするとそれだけ高さが出てしまうので9ミリをセレクト。
足は幅150ミリ×厚さ19ミリのパイン集成材を、天板の幅に合わせて200ミリにカットしてもらった。60ミリにカットしてもらったものは、キーボード台の足に使う。
キーボード台の天板は、薄くてもいいので厚さ6ミリ、幅150ミリ。
さらにモニタ台の補強材として厚さ6ミリ幅100ミリのパイン集成材も用意した。
あとは木ねじと水性ウレタンニス(ナチュラル)と刷毛。
完成メージはこちら。
おー、自分でカットしなくてよかった。(頭の中の)設計図通りになっている!
カット代は200円だったから、人力で汗を垂らしながらのこぎりを使って、不正確な結果が出るくらいなら、絶対カットを頼んだほうがいい。
以下、制作編に続きます。